スバギート氏が中国で家族の座についてインタビュー(英語)に
答えるビデオをご覧になれます。
日本語訳は下記にあります。
日本語訳
Q.まず最初に、あなたとあなたのワークについて紹介してくれますか?
スバギート(以下S) Ok、私の名前はスバギートです。いろんな違う種類のワークをしています。
その中の一つ、ここ深セン市でやっているワークを家族の座と言います。
このワークではあなた自身のルーツ、あなたの家族のルーツにつながり、あなたの家族、両親とのつながりを見つけます。
どのように働きかけるかというと、ロールプレイのようなやり方です。
グループの人々に、あなたの家族メンバーの代理として立ってもらいます。
そしてすぐに、あなたは、座の中で開かれている状態を見ることで、たくさんの問題の源になっているものを見つけるでしょう。
そして、とても短い時間内に、複雑な問題の解決を見つけることができます。
Q.家族の問題はもちろんのこと、近しい人との関係性についてはどうなのでしょうか?
S. すべての関係性の問題は、もちろん両親との関係性と深く関わっています。
事実として、しばしば私たちは、両親からもらえなかったものをパートナーの中に探しています。
男性が妻に、彼の母親を求めていたり、女性が男性の中に何か父親からもらえなかったものを探していたりします。
そのような関係性では、長い期間たってくると、健康で、創造的な幸福を持つことができません。
なぜなら、パートナーは両親になれませんから、両方が不満に満ちます。
なので、関係性の問題は、両親との関係性ととても深く関わっています。
Q.子どもとの関係性の問題について話して下さい。両親の中には問題に対して穏やかな人もいると思いますが、子どもたちに関してはどうでしょうか?
S. 親になることというのは、素晴らしいアートです。だけど私たちはどのように親になるかは学んでいません。
これはよくあることですが、エネルギーに満ち溢れているから親になることを選ぶのではなく、何かが欠けているか、不足しているせいで親になろうとします。
満ち溢れているから与えたいという状態の代わりに、何かが足りないので子供からそれを得ようとします。
そのような子供達は、生まれた当初からとても負担がかかっています。
健康的な親というのは、彼の両親からエネルギーを受け取っていて、そのエネルギーをたくさん感じるので、また自分の子どもたちに分け与えたいという人たちです。
それは子どもとの関係性の中で満足感を生み出すでしょう。
なぜなら子どもたちというのは、もし両親が悲しんでいるのを感じるならば何かしてあげたいと思うのです。
彼らは両親を助けたいのです。
それは、両親と子どもたちの間にねじれた関係性を作ってしまいます。なぜなら、自然の中では、両親は与え、子どもたちは受け取るからです。
しかし、それはしばしば、ねじれてしまっています。子どもたちが両親になり、両親が彼らの子どものように振舞うのです。
家族の座では、それを観察して、両親、子どもたち、また私たちのパートナーに対して、自然で健康的な関係性に戻れるような方法を見つけていきます。
Q. 家族の問題から話しがずれますが、家族の座は、例えば仕事、会社でのコーポレーションなどにも働きかけられますか?
S. はい、原則的に家族の座は関係性の原理にワークします。
基本的にただ2つの関係性が存在します。一つは、平等な間柄、例えばパートナーです。
ここでいう平等という意味は、私はあなたに何かを与え、そして何かをあなたから受け取るとういう関係です。
もう一つは、不平等な間柄です。一人が余計に与え過ぎていて、もう一人が余計に受け取っているような。それは典型的な、両親と子どもたちの関係性です。
どんな種類の関係性でもそうです。
例えばビジネスで、あなたには同僚がいて、上司がいます。
そこでも同じダイナミックが原則的に起こります。上司は会社の中で責任者であり、部下は責任なしにそれを尊重しなくてはいけません。そこには、ある種類のダイナミックがビジネスや会社の中にあり、家族との関係性の中にも似たようなものがあります。
ビジネス、仕事の関係、パートナーとの関係、先生と生徒の関係など、全ての関係性をこの原則に基づいて見ることができます。
Q.たくさんの人々がお金やファイナンス、仕事の問題について聞いてきますが、
S.そうですね。お金の問題というのは、豊かさととても関係しています。
恵まれているという感覚、内側と外側の豊かさです。
私たちはどのように内なる豊かさを感じるのでしょうか。
内なる豊かさは特に私たちの母親から満たされることで感じます。お金の問題というのは、母親との関係性ととても関わっています。
もし私たちが、私のお母さんは、私にとって可能な限り最高なお母さんだと思えることができるなら、恵まれた感覚と満足感、自尊心を持つでしょう。それはまた外側の豊かさを作り出します。
Q. 仕事に関してはどうでしょう? 私はこの仕事を続けるべきか、仕事を変えるべきか、どの方向に行くべきかなどです。
S. 仕事に関しては、違う視点から見る必要があります。例えば、父親と母親を見るとき、彼らは異なるエネルギーを魂に持っています。母親はエネルギーを象徴し、もし私が健康的な関係性を母親と持っているならば、私はエネルギーを感じ、豊かさを感じます。
父親のエネルギーは、人生の中で方向性を決める、男性的なエネルギーですね。
なので、私がもし父親と良い関係でつながっているならば、私は自分の人生で何をしたいか分かっています。
人生の方向性を決められて、どの方向に行きたいのか知っているのです。それは自然な男性性と女性性のエネルギーと関わっています。
女性エネルギーは、あなたにエネルギーを与えますが、方向性はありません。男性エネルギーが方向性を与えます。
それは私たちの両親との関係性を反映しています。もし私たちが両方の親と良い関係を持っているならば、私たちは豊かさを感じ、どの方向性に行くべきか知っています。
Q.これはまた違う次元なのですが、最初のワークショップに来た人々からよく聞かれました。
何人かの人々は身体的な問題、もしくは精神的な疾患を抱えています。以前は持っていなっかたのに、ある日それが起こってしまった場合、このワークは助けになりますか?
S.身体的な病気とワークするのは、そんなに簡単ではありません。なぜならそれがどのように家族のダイナミックと繋がっているか見つけるのが容易ではないからです。それはいくつかのワークと経験を要します。
しかし、ここで私が言えるのは、一般的に病気というのは、しばしば、家族の中で認められていないか、覚えられていない人の代理をしていることがあります。
病気というのは、隠されたメッセージです。病気は家族の中で覚えられていない人、もしくは尊重されていない人と関係しています。
また、もちろん病気や精神疾患といのは、一定の運命でもあります。私たちはひとつの家庭に生まれたときに運命を携えています。
時にはそれらの疾患は家族の座で改善しますが、時には、これは私がこの家庭に生まれた運命なのだとシンプルに受け止める必要があります。自動的に全ての疾患が治されるということではありません。これはちょっとトリッキーですね。
時には私たちが病気なのは、正しく生きていないからという事があります。それは、変える事ができます。また、時には私たちが病気になったのは、それが人生の中の運命の一部だからです。最初はそれが何なのか分かりませんし、まず探し出す必要が有ります。
しばしば医者やヒーラー達は、急いで人々が病気から抜け出せるように助けようとしますが、それは時折正しいとは言えません。
まず各人がそれが何なのか見つけ出す必要があります。
Q.家族の座の他に、あなたはどんなワークをしてますか?
S. はい。私は男性性、女性性のエネルギーワークや、トラウマヒーリングをやります。それは、体に働きかけ、トラウマや難しい人生の問題が私たちの身体にどのように影響を与えているか、体の内側を見ます。
それからカウンセリングワーク、ブレスワークもやります。
しかし、私のワークのメインになっているものは、より理解を深める事です。
そこにはたくさんのメソッドがありますが、メソッド自体が人々を成長させ発展させる事はありません。
メインなのは、私たちが安らいだ空間にいて、何かを変えたいという欲望を持たずに、深い受容と自己愛のスペースにいることです。人がそのスペースにいる時、いろんな違ったメソッドを提供できますが、メソッドは本質的なものではありません。
だから、私にとっては、人々に働きかけたいという人には、瞑想体験がとても大事なのです。自分自身と繋がっていて、自分のままで安らいでいることです。それは私の個人的な練習でもあります。
これまで35年にかけて瞑想は私の人生の一部になっていて、そのスペースから私は人々とワークします。
Q.あなたはトレーニングを提供していますが、どのような人々にトレーニングしますか?また、そのためにはどのような準備が必要ですか?
S. 人々にはトレーニングに来る前に、いくつかの経験、自己体験が必要になります。
トレーニングというのは、もちろん自分自身にもトレーニングしますが、人に働きかけたいならばまず、自分自身を成長させる必要があります。
内なる成熟さがある人々が、他の人とワークすることができます。
それはテクニックを学ぶということではないのです。自分自身を発達させるということです。
それは時々時間を要します。時にはトレーニングを終えた人ですぐに他の人とワークすることが可能な人もいますが、何人かの人々はそうではありません。なぜなら彼らの個人的な成熟さがまだ成長していないからです。
このトレーニングに来る人々には、なんらかの自己体験があることが要されます。
Q. あなたはいくつか本の出版やDVDを出していますが、それについてはどうでしょうか?
S. はい、初めの本は、家族の座についての本です。このワークの原則について説明しています。
また、どのように実際に人々に働きかけるかも記述しています。
2冊目の本は、セラピーと瞑想についての本です。どのように自己成長が個人に起こるか説明しています。人に働きかけるときにどのようなスペースにいるべきかなどですね。セラピーと瞑想がどのように手と手を取り合って働くことができるかについてです。
Q,DVDについてはどうでしょう?
S.私はたくさんのDVDを出しています。それはワークを勉強したい人たちのものです。
ほとんどは家族の座ワークに関するもので、私のトレーニング中に作り出されたものです。
そしてこのDVD中では、座の開き方、いくつかの教えや説明をしています。ほかのDVDはトラウマヒーリングに関するものです。どのように人々のトラウマや傷を癒すか、などですね。
スバギート執筆
家族の座についての本
The Roots of Love
愛の根源
スバギート執筆
The Zen Way of Counseling
禅の道カウンセリング